KATO 北陸新幹線 E7系 試作品・製品レビュー・開発ミニインタビュー
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2014年06月18 15:57
【2014.6/18製品版レビュー追加】【2014.5/14写真追加・更新】今回は6月以降発売予定のKATO Nゲージ製品、10-1221 E7系北陸新幹線 基本セット(3両)(予価\10,500+税)・10-1222 E7系北陸新幹線 増結セットA(3両)(予価\7,600+税)・10-1223 E7系北陸新幹線 増結セットB(6両)(予価\13,600+税)の試作品インプレッション、そして開発者へのミニインタビューををいち早くお届けする。
2014.06/18 【製品版】速報
【2014.6/18追加】発売直前の製品版をフォトレビュー!
開発者へのミニインタビューや過去の試作品画像はページ後半の「2014.5/14 塗装済み試作品レビュー・ミニインタビュー」をご覧頂きたい。
2014.5/14 塗装済み試作品レビュー・ミニインタビュー
話題の北陸新幹線(長野新幹線)が早くも製品化
2014年3月より長野新幹線で「あさま」として先行営業運転を開始した「E7系」。
2015年春の東京~金沢間開通時には「あさま」に加え、北陸新幹線「かがやき・はくたか・つるぎ」として運行を予定している。
そんな同車をKATOのNゲージ新幹線シリーズのニューフェイスとしてモデル化すべく、開発が進められている。
色へのこだわり…「どの瞬間を再現するか」
試作品が進んだ今回、開発にあたってのエピソードなどを伺った。
まず、E7系のブルーは屋内外、さらに日の当たり具合で大きく色の見え方が変わるため「どの瞬間をイメージするか?」ということになったという。
「日の当たる東京駅や軽井沢駅などに止まっている瞬間」「上野駅や大宮駅のような日の当たらない姿」「屋外を走行中の姿」等々、同じE7系を見た人の中でもイメージが違ってくる。
その中で、やはり走っているときが一番格好いいだろうということになり、「外を(ハレーションを起こさない程度の)順光で走っているときの色」をイメージして進めているという。
ちなみに模型は、実車の塗料と全く同じ色にしてしまうと濃く見えてしまう。さらに言えば模型は太陽光ではなく主に室内で見られることが多いものである。
そのため、「蛍光灯など人工的な光源の下での模型の色」が「太陽光の下を走っているときの実車の色」に近しい印象となるように、色作りには試行錯誤を重ねているという。
インタビュー地点では、2種類の塗装サンプルがあり、本当に僅かな差で最後の検討をしているとの事。
シャープな4灯ヘッドライト
E7系の前面のシャープさを印象付けているのがライト。その再現に今回はこだわったという。
実車通り左右2灯ずつの4灯ヘッドライトを的確に再現している。
ライトケースも何度か造り直し、乱反射せずくっきり4灯光るものに仕上がったとの事。
また、テールライトも、広い角度から光っていることが分かるようにこだわったという。
あの車両と意外と共通部品!?
E7系をNゲージスケールで設計して分かったことは、E5系と窓サイズ・ピッチなど共通点が多いことが判明したという。
そこで、例えば通常、床下パーツに合わせて窓ガラス部品のツメを作るところ、E5系窓ガラス部品にあわせてツメの位置を合わせる、など通常と逆となる開発の部分もあったという。
2014.4/16・5/5 試作ボディ・塗装サンプル画像
開発中試作品速報
まだパーツや塗装ができていない開発中試作品を少しだけ写真レビュー!
KATO 181系100番台「あさま」
飯田線シリーズ クモハ42+クハユニ56 他
詳細は追って試作品レビュー公開予定!
※試作品のため、参考程度にご覧下さい。
※鉄道模型は製品生産の性質上、時期によってはメーカー/市場在庫が無い場合もありますので、ご了承ください。
取材協力:カトー
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