横浜市営地下鉄グリーンライン10000形2次車試乗レポート 前面LEDは画像表示が可能!
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2014年03月24 00:05
【更新・写真追加】横浜市営地下鉄グリーンラインで3月末に営業運転を開始する「10000系2次車」による貸切列車が3月23日に運行され、試乗することができたので、その様子をレポートする。
・2014.3/23 12:00公開 3/24 0:05写真追加・レポート追加
ちなみにこのグリーンライン10000形2次車は、3月末に2編成投入される予定で、1次車とは細かい部分で違いがあり、主な違いとしては、前面・側面の塗装パターンの違い、車内LCDの大型化、室内LED照明化などが挙げられる。
パンフレット
試乗会列車
試乗列車の様子
10000形2次車の側面方向幕LEDの表示。
周囲の明るさに応じて輝度レベルを自動的に切り替える機能をもつ
車外表示装置はカラーユニバーサルデザインに配慮したという。
10000形2次車車内
2次車では扉の戸先に黄色が入った。
LCD装置
車内LCDは1次車と比べてワイドタイプに大型化
車内照明にこだわりが!
車内照明はLED照明。
中の人によれば、できるだけ従来の蛍光灯と比べても違和感の無いよう、色温度など最大限こだわったという。
実際、筆者も間近で見ても気付かないほどの色温度、キラキラ感の無い自然な発光であった。
川和車両基地入線
試乗列車は、グリーンライン内を往復後、川和町駅から車両基地まで直通運転した。
途中、洗浄線を通過
車両基地に到着した試乗列車
グリーンライン1次車と2次車の並び。行先LEDや、前面の塗装パターン、前照灯のLED化、尾灯の形状などが異なる。
前面LED方向幕
前面LEDは1次車の3色からフルカラーLEDとなったが、2次車の特筆点として、通常の文字のみならず、画像データを表示させることも可能となっている。
また、運行番号表示機もフォントサイズを変えて任意の文字を表示することも可能となっている。
実際に前面LEDでイラストを表示している様子。
これ以外にも、下記のように任意の画像データを表示することが可能。
中の人に伺ったところ、最近はバスのLEDなども柔軟な表示が可能になってきているので・・との事だった。
なお、この画像表示機能は、主にこのようなイベント時で使用するとの事。
前面行先表示器LED 解像度など
・解像度:縦48ドット×横192ドット(48ドット×24ドット×8ユニット)
・色数:フルカラー687億色
グリーンライン10000形2次車は、3月29日のダイヤ改正より営業運転を開始する予定となっている。
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