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【2014.4/19更新】このほど九州新幹線試験用の新型フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の新型車両(3次車)が登場した。

ディープレッド&シャンパンゴールドの車体で4両編成、より実用的な走行試験に向けた車両となっている。


※記事随時更新中


フリーゲージトレイン FGT 3次車 1

3次車は、平成23年に「実用化に向けた基本的な走行性能に関する技術は確立している」との技術評価を受けたことを踏まえ、主に耐久性の検証を目的に、車両の軽量化・長編成化を図った試験車両として開発されたもので、車両は鉄道・運輸機構が所有し、開発や試験をJR九州に委託している形となっている。

4両編成で1・3・4号車は川崎重工製、2号車は日立製作所製となっており、主要機器を4両で分散した4両1ユニット方式をとっている。
電気機器や、台車(主変換装置、ブレーキ装置、ヨーダンパー)の軽量化を図っている。

同車の試験目標速度はは最終的に、新幹線区間:270km/h、在来線区間:130km/h、接続線:50km/hとなっている。


フリーゲージトレイン FGT 3次車 2

フリーゲージトレイン FGT 3次車 3

フリーゲージトレイン FGT 3次車 4

フリーゲージトレイン FGT 3次車 5

フリーゲージトレイン FGT 3次車 6

フリーゲージトレイン FGT 3次車 7

フリーゲージトレイン FGT 3次車 8

フリーゲージトレイン FGT 3次車 台車

フリーゲージトレイン3次車車内

フリーゲージトレイン3次車の2号車の半室は、実際の客室のように座席や旅客設備を配置している。


フリーゲージトレイン FGT 3次車 車内

フリーゲージトレイン FGT 3次車 座席

フリーゲージトレイン FGT 3次車 室内

フリーゲージトレイン FGT 3次車 電源コンセント

コンセントも


動画



撮影・記事:鉄道新聞


取材協力:鉄道・運輸機構九州旅客鉄道



鉄道新聞本紙の記事はこちら!
車輪の幅を変えられる新幹線!「フリーゲージトレイン」の最新型がお披露目





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