KATO 飯田線シリーズ 旧型国電 クモハ52004+クモハ54 100 試作品レビュー・開発ミニインタビュー
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2015年06月15 23:06
今回は7月以降発売予定のKATO Nゲージ製品、10-1288 クモハ52004+クモハ54 100 飯田線 4両セット(予価¥14,000+税)の試作品インプレッション・開発ミニインタビューをお届けする。
麗しの「流電」ついに登場
KATOの旧型国電飯田線シリーズ第7弾となる今回は、「流電」の愛称で親しまれ、旧国ファンに絶大な人気を誇るクモハ52を含む4両。
昭和50年頃、飯田線で活躍した末期の頃をプロトタイプに、豊橋電車区所属の4両編成を製品化、シリーズ初の4両貫通編成となっている。
クモハ52に加え、流電のサロハ66を格下げ改造された中間車のサハ48034、戦後生まれの70系の2等車サロ75を格下げ3扉化した中間車サハ75106、そして既存のクモハ54とは異なるHゴム化された客扉窓・戸袋窓を新規車体を製作したクモハ54[T]の4両となっている。
今回のクモハ54は動力の無いT車となっており、シリーズ内の増結用の車両としても楽しめる。
試作品が進んだ今回、「流電」クモハ52を中心に見どころ・開発秘話を開発者に伺った。
実車通りのフォルムを再現
クモハ52製品化のメインテーマの一つとして、「全体フォルムを正しく再現」することに注力したという。特に、前面の流線形の角度も実車通りに再現したとの事。
角度が倒れすぎてない印象の前面形状、実車を良く知っている方も非常に満足できるフォルムになっているのではないだろうか。
テールライト
流線形状の途中からちょこんと出ている小さなテールライトを点灯させることも、もう一つのメインテーマだったという。わずかな幅の穴に導光財を通したり、パーツとボディの接合の仕方なども工夫しているとの事。
また、前面のサボ受けの上の塗り分けや、車体から子少し出ている床下のジャンパ栓なども忠実に再現したという。
※試作品のため、参考程度にご覧下さい。
※鉄道模型は製品生産の性質上、時期によってはメーカー/市場在庫が無い場合もありますので、ご了承ください。
取材協力:カトー
KATO 製品詳細ページ
10-1288 クモハ52004+クモハ54 100 飯田線 4両セット(予価¥14,000+税)
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