KATO C57 4次形 試作品レビュー・開発ミニインタビュー
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2014年03月25 22:49
【Nゲージレビュー速報】今回は5月以降発売予定のKATO製品、2023 C57 4次形(予価13,650)の試作品インプレッション、そして開発者へのミニインタビューをいち早くお届けする。
「貴婦人」こと「C57」が新規金型で再登場
C62・D51に続き、国鉄形蒸気機関車の、新規金型による全面改良新製品。
C57最後の製造タイプである4次形がモデルで、先端上部を斜めにカットしたデフレクター、密閉式運転台、船底形テンダーにベアリング軸受けのテンダー台車など、3次形までとは一味違うスタイルを精密に再現している。
先台車・従台車にスポーク車輪を初採用!このC57から採用になったワケ
特に今回のC57では先台車・従台車にKATO初となるスポーク(穴あき)車輪を採用、足回りが一段とリアルな仕上がりになっている。
開発担当の方に、この初のスポーク車輪について話を伺った。
スポーク車輪は以前から開発していたものの、特に同機が、時期によってスポーク車輪とそうでない車輪だったり、併用していた時期もあり、より、スポーク車輪を楽しめるこの製品から採用することにした、とのこと。
なお、今回開発のスポーク車輪は、あくまで電気は通さないタイプ。
開発者曰く、通電可能なスポーク車輪を開発するのは大変そうで、これからが勝負だと語っていた。
スポーク先台車の採用で、よりリアリティの増した先頭部。
なお、このスポーク車輪は、他の機関車や、貨車などにも使用できるということで、5月以降、ASSYパーツとして分売されることが決定している。
・28-193 スポーク車輪 16個入(C57の従台車に使われる車輪、主に貨車向け)
・28-194 スポーク先輪 8個入(C57の先台車に使われる車輪、機関車の先輪向け)
発売予定日
C57 4次形は、2014年5月以降発売予定となっている(3月25日現在)。
※試作品のため、参考程度にご覧下さい。
※鉄道模型は製品生産の性質上、時期によってはメーカー/市場在庫が無い場合もありますので、ご了承ください。
※各掲載製品の表示価格は掲載地点での消費税率での税込の標準価格です。
取材協力:カトー
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