JR四国 新型特急車両8600系量産先行車出場・甲種輸送
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2014年02月27 22:00
【写真追加】このほどJR四国の特急「しおかぜ」2000系置き換え用の新型車両、8600系特急形直流電車の量産先行車が落成、川崎重工兵庫工場を出場し、兵庫駅より甲種輸送された。
・2014.2/27 10:31 記事公開
・2014.2/27 22:00 写真全体差し替え・追加
この車両は建築デザイン経験のある社員がメーカーと共同でデザインを行ったことが特徴で、最高時速は130km、発電・回生ブレーキ付VVVF(可変電圧可変周波数)インバータ制御、空気バネ車体傾斜方式を採用している。
8600系編成外観。今回は2両編成×2本が出場・甲種輸送された。
Tc車外観
Mc車外観
8600系先頭部真横から。JRマークの右は号車表示器
ドアボタンと、ドア付近に張られているステッカー
Mc車床下
台車
側面窓上には「SHIKOKU RAILWAY COMPANY」車号は国鉄フォント
車端部には縦長の窓と、ロゴおよび「SETOUCHI STREAM EXPRESS SS8000」なる文字
パンタグラフ
先頭車同士の連結面
8600系の客室設備の主な特徴
- 腰掛は、背もたれと連動して座面が前方にスライドするリクライニング機構を採用
- 各座席にコンセント・可動式枕・ドリンクホルダー・コートフック等の設置、テーブルの大型化
- 車いす対応多機能トイレを設置、オストメイト対応設備・ウォシュレット・ベビーベット、ベビーキープ・フィッティングボード等を設置
- フルカラータイプの車内表示器
- 車内照明はLED照明
- 車内に非常通報装置や防犯カメラを設置
- 自動販売機の設置
営業運転開始日
この8600系特急形直流電車量産先行車は、まずは予讃線(高松~松山間)の特急列車「いしづち」として 2014年6月以降のデビューを予定している。
動画(兵庫駅)
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