北海道新幹線車両は「H5系」、グランクラスも連結
Posted by 鉄道ニュース部 KZ｜2014年04月16
JR北海道は16日、北海道新幹線車両の形式名を「H5系」、グランクラスも連結すると発表。車体や基本仕様は東北新幹線E5系がベースで、帯色をパープルに変更する。
10両編成で営業最高時速は東北新幹線区間は320km、北海道新幹線区間は260km、青函トンネル区間は140km（当面）となっており、東京～新函館（仮称）間を約4時間10分で結ぶことを目指している。
H5系のコンセプト
車両デザインコンセプトは「北海道への旅の序章として、その先の旅への想いを奏でる～Prologue of the North Experience～」。
基本仕様
運用区間
東京～新函館（仮称）間
営業最高速度
320km/h（北海道新幹線区間260km/h、青函トンネル 当面140km/h）
編成
10両固定編成（8M2T）
グランクラス1両、グリーン車1両、普通車8両
投入両数
40両（10両編成×4編成）
定員
グランクラス18名、グリーン車55名、普通車658名
シートピッチ
グランクラス：1,300mm、グリーン車：1,160mm、普通車：1,040mm
H5系の特徴
H5系は東北新幹線との直通運転を行うため、外観や基本的な仕様は東北新幹線「はやぶさ」などで使用されているE5系を踏襲。
・カラーは、E5系のホワイト・グリーンをベースにしつつも帯色は北海道らしさ（ライラックやラベンダーなど）をイメージしたパープル色（彩香(さいか)パープル）を採用。
・車内もE5系をベースにしつつ、内装の一部に北海道独自のデザインを採用。
・全車両フルアクティブサスペンション、車体傾斜装置（1.5度傾斜）装備
・電源コンセントもE5系と同様、グランクラス・グリーン車の全席、普通車は窓側および車端部座席に設置
落成時期
2014年秋にH5系第一編成が完成予定。
リンク
JR北海道プレスリリース：H5系のイメージや仕様詳細など
北海道新幹線車両について（PDF）
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