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【2014.6/30更新】実車写真速報:E3系700番台 リゾート新幹線車両「とれいゆ」登場


JR東日本は4日、山形新幹線にE3系改造のリゾート新幹線「とれいゆ」を投入すると発表した。E3系6両編成の改造車で、車内はお座敷席や足湯、湯上りラウンジなども設置。
福島~新庄間を中心に臨時列車として運行する。


列車名の由来・デザイナー


「とれいゆ」は「トレイン」と、フランス語の太陽を意味する「ソレイユ」を合わせた造語で、「食(太陽の恵みによる様々な食材)」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら列車の旅を楽しむ、というテーマが凝縮された列車であるという想いを込め命名。

デザイナーは、E6系「こまち」などもデザインした、工業デザイナーで山形県出身の奥山清行氏。


外観


山形の中央にそびえる「月山」をおおらかな円弧で表現、カラーリングはテーマカラーの月山グリーンを中心に、最上川の趣のあるブルーを先頭に配している。
円弧のラインはこれまでのつばさのイメージを踏襲しながら沿線の美しい山々を表し、全体を蔵王の清々しい白で包み込んでいる。


車内


沿線の「食」「温泉」「歴史・文化」「自然」を温泉街のように散策しながら、仲間との時間や偶然の出会いを楽しむことをデザインコンセプトとした車内空間とする。


12~14 号車:お座敷指定席(語らいの間)

大きなカバ材テーブルとゆったりとした畳座席、天井や座席背板には山形のフルーツをモチーフとしたレリーフを装飾。


15号車:湯上りラウンジ(モノや人との出会いの間)

畳のお座敷、本桜のテーブル、紅花色のバーカウンター、山形ゆかりの品を展示する有機 EL
パネルで構成した飾り棚、漆喰質の壁、石張りの小路など。


16号車:足湯(くつろぎの間)

紅花色の湯船が石張りの小上がりに2槽、黒塀のような側壁、木質ルーバーで囲われる湯の間
、足湯で寛ぎながら車窓を眺める旅を演出する。


「とれいゆ」概要


◆愛称:「とれいゆ」
◆定員:143名(予定)
◆営業開始時期:2014年7月以降予定
◆運転区間:福島~新庄間を中心とした山形新幹線区間
◆運転日:臨時列車として土休日を中心に年間120日程度を予定


◆東日本旅客鉄道プレスリリース(外観・内装イメージなど)
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20140303.pdf



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