しなの鉄道、115系改造の観光列車「ろくもん」を発表
Posted by 鉄道ニュース部 KZ|2014年01月21
長野県のしなの鉄道は21日、現在同車が保有している115系3両編成を観光列車に改造した列車「ろくもん(ROKUMON)」を発表した。
列車名の由来・デザイナー
「六文銭(六連銭)」から命名されており、デザイナーは各地の観光列車を手掛ける水戸岡鋭治氏。
外観
「真田幸村」の赤備えをイメージした濃赤色をベースとし、その中に真田氏の家紋である「六連銭」、「結び雁金」、「洲浜」をゴールドで配色。
列車のコンセプト
「しなの鉄道沿線地域の魅力満載列車」。
長野県の産材を使ったぬくもりのあるラウンジ風空間の車内、沿線地域の景観、歴史・文化、食などを満喫できる旅を提供する列車としている。
車内
床や椅子、机などに長野県産材を使用し、3両それぞれ仕様が異なる。
1号車
ファミリー・グループ向け車両。車両中央には子供用に「木のプール」を設置。
座席数は24席。
2号車
沿線の景色を楽しみながら食事が可能なカウンター席・ソファ席やサロンスペース、最低限の食事サービスが提供可能なキッチンスペースを設置。
座席数は28席。
3号車
2人掛けの個室風となっており、ゆっくり食事をすることが可能。
また、車いす対応のトイレ設置。
座席数は20席。
運行開始日
2014年夏の運行開始を予定。
2014年3月頃に料金の発表、同年4月頃に予約開始を予定している。
運転区間・運行日など
週末や夏休みなどの定期観光列車、団体貸切列車、地域等の企画列車として、主に軽井沢~長野間で運転。
土休日、夏・冬・春休み、年末年始など、年間で計180日程度の運転を予定している。