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ありがとう「八トタ115系」廃車回送の旅号 運転

Posted by 鉄道ニュース部 KI|2015年01月25 14:24

2015年1月21日、JR東日本八王子支社豊田車両センター(八トタ)所属の115系M3+M9編成を使用した団体臨時列車、ありがとう「八トタ115系」廃車回送の旅号が豊田→松本間で運転された。

本編成は廃車を前に団体臨時列車として1月17日と1月18日にも運転されており、今回が、廃車回送を兼ねた最後の運転となった。



最後の朝、お馴染みの「普通」幕で豊田駅に入線



号車の表示



8:12に豊田駅を発車し、やってきた道を引き返す形で、豊田車両センターへ。

平日朝ということもあり、車窓からの車両センター内は189系とE233系が1本ずつ確認できるのみ。



車両センターから戻り、8:36に豊田駅に発車して程なく、定期営業列車が全て停車する八王子駅を通過。
ここで、社員の方がお見送り。



車内では、広告枠に懐かしの写真が飾られたほか、全区間にわたり車内販売を実施。
115系をはじめとした鉄道グッズや、飲料や菓子類などの販売が行われた。



中央本線の普通列車ではかつて、車内販売が実施され、「笹子餅」などの和菓子やコーヒーなどを販売しており、懐かしい光景が蘇った。



今回の運転では、使用する115系車両に設置されているトイレが使用できないため、途中駅でのトイレ休憩停車が7回設定された。

相模湖駅 9:00〜9:25
定期列車を2本待ち合わせたため、長い停車時間が設けられた。



甲斐大和駅 10:11〜10:23



甲府駅 10:52〜11:06
定期列車の待ち合わせは行われず、1番線に停車



日野春駅 11:31〜11:48



上諏訪駅 12:24〜13:00
八トタ115系の通常の運用範囲の小淵沢を越えた先の上諏訪駅では、今回最長の36分間の停車となった。天候もやや回復し、信州の山々を背にしばしの休憩。
なお、八トタ115系は2000年までは小淵沢以西の長野支社管内へ乗り入れており、かつて日常的に見られた風景を最後に見ることとなった。



辰野駅 14:18〜14:50
今回の運転は、辰野経由で行われ、32分間の停車となった辰野駅では、前面及び側面の幕回しが行われた。



塩尻駅 14:09〜14:30
塩尻駅名物の、ホームのぶどう園と。



湘南色のクモヤ143の休む、終着の松本には14:42に到着。
種別と列車番号を変え、廃車回送の発車を待つ。



篠ノ井線姨捨駅で上下列車の待ち合わせを行う廃車回送列車



姨捨駅を発車し、スイッチバック



再び進行方向を変え、長野総合車両センターへ向け、下り坂を最後の走行。
既に他の編成は廃車となっており、今回の廃車回送をもって、「八トタ115系」は全廃となった。



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